ITをリードするGoogle、IBM、Microsoftなどが決算発表 2012年のトレンドにも影響しそう

IT分野をリードする企業各社の決算発表が相次いでいます。発表したのはGoogle、IBM、Microsoft、Intel。AppleやAmazonの発表ももう間もなく。今年2012年のトレンドにも影響するビッグカンパニーですので、春にIPO（株式公開）するとも言われてるFacebookもあわせて、その状況を整理しておきたいと思います。

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  収益状況のサマリー

ITをリードする各社の収益をまとめてみました。まだ決算発表していない、AppleやAmazonは最新の数値を並べています。ちなみにFacebookはIPOしてないので、調べられませんでした。

とくに目立つのは

　・Appleの急成長

　・クラウドの普及による、Google、Amazonの売上増

　・ユーザ･デバイスを支えるIntelの収益増

といったところでしょうか。創業100年を越える老舗のIBMも相変わらずの安定感ある巨人ぶり。MicrosoftはWindows8での巻き返しに期待ですね。

  トレンドとの関係性

この収益サマリーも踏まえて、今年のトレンドキーワードごとに関連する企業をPEST分析ベースでマッピングしてみました。

ざっくりまとめるとこんなところでしょうか。もう少し掘り下げた考察は次のブログでまとめます。

　・フロントエンドで全方位的に固めるGoogle

　・社会基盤の側面から全方位的アプローチのIBM

　・Windows8提供でデバイスを中心に存在感を増したいMicrosoft

　・一般消費者の価値観にも影響を与えるApple

　・ユーザデバイスの発展を裏で支えるIntel

　・クラウドの基盤としてポジションを確立するAmazon

　・ソーシャルを牽引していくFacebook

これらの会社に対し、他の会社、特に日本企業はどうすべきかというと、

　・明確にポジションを決めて、競争する市場を分ける

　・パートナーシップをつくり、勝ち馬に乗る

のいずれかに絞られるのではないでしょうか。

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